ロートアイアンとデザインのコラム

テレビ撮影用の製品製作

数年前の製作なのですが、テレビドラマ撮影用のセットの製作依頼がありました。その時の製作エピソードをご紹介させていただこうと思います。

弊社が手がけたのは洋菓子店のテーブルセットとスクリーンです。

①テーブル人工大理石天板とロートアイアン製テーブル脚

洋風でエレガントなパティスリーの装飾をロートアイアンで演出したいというご要望をいただきました。

とても細かい打合せを重ねて、デザインのラフスケッチをしそれを図面に落とし込みます。

図面がOKとなりますと、いよいよ製作に入ります。灼熱の現場で汗水流しながら弊社の職人は製作に真剣に取り組みました。特に、撮影のスケジュールがあるのでスピード製作となりましたが弊社総力を上げて対応させていただきました。

細かい仕様もこだわりながら、皆で力を合わせ完成！

天板も弊社の人工大理石で製作しともに撮影現場に納品。自社工場だからこそ、デザインから製作まで一貫してスピード感を持って製作できたと思います。緊張しながらテレビ放映を見守りましたが弊社の製品が映るたびに嬉しくなりました♪

脇役としてセットで参加させていただき大変光栄でした！

②ロートアイアン製のスクリーン

日当たりの良いパティスリーの内部にはたくさんのロートアイアンが使用されました。

弊社のロートアイアン製品はスクリーンを担当させて頂きました！

ご要望に合わせて作品のこだわりを汲んで製作対応するのは、弊社の得意とするところです♪

スピード感とこだわりが必要で大変な製作でしたが、やりがいを感じ達成感のあるお仕事でした！

ありがとうございました＾＾

オーダーメイドなので手書きのスケッチから製品を製作できます♪

お気軽にお問合せ下さい♪

おまけ話

本日8月25日は遡ること1543年にポルトガル船が種子島に着き鉄砲が日本に伝来した日です。

日本以外のアジア諸国にも鉄砲がもたらされましたが、日本は鉄砲が伝来して以来1年余りという短い期間で国産化することに成功した唯一の国だそうです。

当時の日本は伝来した技術を吸収する力が素晴らしく急速な技術力をつけ近代化していきました。短い期間に吸収できるというのは、技術が伝来する前から培われてきた技術力やポテンシャルがあったはずです。

こういった先代が努力を重ねてコツコツと築いてきた素晴らしい技術力を知ると、我々のロートアイアン製作も日本人ならではの技術力！と言われるように製作に精進していこうと励みになりますね。