本日で12月も半ばに入りましたが、毎年年末になるとなんて時が過ぎるのが早いのだろう・・・と感じます。
あいさつ回りをしたり、一年を振り返ってみたり一年の終わりにあたる12月は節目として大事な月ではありますよね。
良い年越しができるといいです♪
さて、本日はイギリスにある有名なロートアイアンの建造物である「カナダゲート」についてお話しようと思います。
カナダゲートは、ロンドンのビクトリア女王記念碑のひとつとして存在しています。ロンドン中心部にある 8つの王立公園の 1つであるグリーン パークへの入り口であるこの門は、カナダによって1901年に亡くなられたヴィクトリア女王の記念碑としてロンドンに贈られました。
複雑な金属細工にはカナダの州の紋章が含まれています。構造として、愛国的な彫像が上に置かれたポートランド石でできた2本の石柱の間に金メッキされたロートアイアンのスクリーンがあり全体的には 5つの金メッキされたロートアイアン製の扉で構成されています。装飾的でエレガントなスタイルが特徴的でとても印象に残ります。門はバッキンガム宮殿と同じ様式で、当時のカナダ 7州のうち 6州の紋章が刻まれています 。(写真左から右へ: マニトバ州、オンタリオ州、ケベック州、ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、プリンスエドワード島州)
門の中央には カナダのオリジナルの国章があります。中央部分が主要かつ最大の門で、この両開き門扉は鉄の柱で支えられています。この中央の門扉に隣接する 2つのロートアイアン製のパネルには小さなゲートがあり、両サイドには小さな歩行者用ゲートがあります。柱には、カナダの他の 3 つの州、ブリティッシュ コロンビア州 (写真左)、アルバータ州とサスカチュワン州 (写真右) の盾のレリーフがあります。鉄の柱と同様に、宮殿の手すりの柱と同様のデザインのガスランタンがその頂部にあります。
とても美しく、気品と歴史を感じ思わず見とれてしまう存在感があります。カナダゲートは、まさしく一見の価値あり!の美しさです。
ロートアイアンはヨーロッパでは古くから価値を高く評価されている芸術品です。芸術品の楽しみを日本でも広めていきたいです♪
本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
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