今日は立春で、暦の上では春なので暖かくなる予定ですが今日は寒くて冷たい風が吹いていますのでまだまだ寒さが続きそうですね。
これから少しずつ春の気配を感じられる日が増えていくのが楽しみです。
さて、本日のテーマは職場の異文化コミュニケーションについて。
昨今、日本では労働不足により外国人労働者が増えつつあります。
弊社の技術職もフィリピン工場から日本にきた外国人労働者です。「言ったけど、理解してもらえない」「指示したとおりに仕事をしてもらえない」という事がおきることもあります。
異文化で育った他国籍の人が同じ職場にいる場合、コミュニケーションはとても重要です。同じ日本人同士でも円滑に仕事を進める上でトラブルが起きたりするのに他国のまったく異なる文化の中で育った人とのコミュニケーションはさらに努力が必要となってきます。
コミュニケーションで一番重要なのは、理解する努力をすることだと思います。その理解を得るためには2つのスキルが必要になってきます。大きくわけて、言語と異文化への理解です。
①言語
英語は世界共通言語の1つですので英語で会話できるのが一番良いのですが、日本の義務教育課程では、昔は早期英語教育もなければ教師からの一方通行の読む書くを主とした授業でした。そういった背景で育ってきた世代にとっては、実用的な英語を身につけるにはとてもハードルが高いですよね。
弊社の技術職担当は、日本語を学ぶクラスに通ってはいますがとても難しいそうです。日本語はアジア人にとっても難易度が高いそうですが、欧米人にとっては世界一難し言語とも言われていて、語彙数も英語に比べると3倍以上になると言われています。特に読み書きを習得するにはかなりの年月が必要になってくるそうです。
本来、ここは日本なので日本語を使ってコミュニケーションをとるものですが、弊社ではやはり日本語だけではやり取りが難しく感じる場面があるので英語と日本語を交えています。歩み寄りがとても大切ですね。
②異文化への理解
異文化で育った人との間には、物事への価値観や認識の違いから違和感を覚える事があります。そこで気づかされるのが、日本特有のコミュニケーション。
「以心伝心(いしんでんしん)」や「暗黙の了解」という日本人が好む企業風土があると、外からきた外国人にとっては訳が分からずストレスに感じたりする事があります。
日本には言わなくてもわかるという、コミュニケーションが非常に多いのです。外国人は日本特有のコミュニケーションを少しでも理解するよう努め、また日本人は誤解を生まないようなるべく言葉に出す事がとても大事です。
大切なのは、違いがあるということをお互い認識して「どうして理解してもらえてないのか」「どうしたら自分の依頼したい仕事のかたちになるのか」工夫をしてコミュニケーションをはかっていく事なのではないかと思います。手探りしながら意思疎通をはかっていく事が必要ですね。
そんなわけで、本日の技術職担当です。日本での暮らしが快適だそうで日本食も美味しく帰りたくないそうです(笑)
本日の工場動画です。
接続部分が綺麗になるよう作業中です♪
本日も最後までお付き合い下さりありがとうございます。
良い週末をお過ごしください♪
本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
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