本日は、工場の製作現場を清潔に保つことについてお話ししたいと思います。
工場の現場が、清潔に管理されている事はとても重要です。汚い工場で製作されたものを購入しようと思う人はいないと思いますし、清潔に綺麗に維持されている事は基本原則でなくてはなりません。
工場内では、様々な加工や作業によって汚れやゴミが発生します。ゴミなどが原因で機械が壊れてしまう事もありますし、汚れによって危険に至ることもあります。
社長は工場を清潔にしておくという事が重要であるという事を常に工場の社員に伝えています。製作環境を清潔に保つことは、すべての事に良い影響があると力説しています。
実は本日も社長自ら工場の現場に入り点検です。
しかし、「汚い!整理整頓されてない!Clean!と言う紙を張るように」という指示が朝から・・・全員清掃からスタートでした。
早速、「CLEAN」を貼り徹底的に掃除となりました。
作業台にも、細かい鉄くずなどが落ちているので掃除機をかけています。
こうして、全員で掃除をするとあっという間に綺麗な作業環境が整いました。
このように社長から檄を飛ばされ再び、綺麗な職場環境へと変わりました(笑)
形骸化しないように、綺麗を維持していけるよう取り組んでいきたいと思います!
5Sって聞いた事はありますか?
広く知られているので聞いた事のある方も多いかと思いますが、工場における職場環境の原則として5Sという活動があります。
【整理】必要なものと不要なものを区別し、不要なものを捨てること
【整頓】必要なものを使いやすいようにわかりやすいように置いておく
【清掃】ゴミや汚れを取り除いたり、メンテナンスをしたりすること
【清潔】上記の整理・整頓・清掃を徹底し、きれいな状態を保つこと
【しつけ】上記4つのSを守るよう習慣づけることです。たとえ仕事が忙しくても常に遵守するように徹底します。
弊社の自社工場は、フィリピンにあるので外国人への5S社員教育になるのですが日本以上に苦労が多いです。
まず、貧富の差が激しいので育ちの違いが影響してくることがあります。貧しい島で育った人は掃除機や機械の清掃用具を見たことがないので使い方も掃除の仕方もわかりませんのでそこからの教育となります。また、裕福な家庭で育ってきた人は家にお手伝いさんや掃除をする人がいたりして家庭で掃除をする機会がなかった人もいます。そういった人には、掃除のやり方から教えていかなければいけませんし、掃除の重要性がなかなか伝わらなかったりします。
日本でも5Sを浸透させるのには苦労があると聞きますが、弊社のような多様な育ちをした社員に対して浸透させるのはとてもとても大変なので、社長の並々ならぬ苦労に感謝です。。
感謝の心を持ちながら、工場の環境の保全は今後とも大きな課題として御田製作所は取り組んでいきたいと思います♪
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