COLUMN ロートアイアンとデザインのコラム

2021.07.09その他

ロートアイアンの原料「鉄」

鉄の紹介

ロートアイアンの部材

皆様の身近には、たくさんの鉄製品があると思いますがすぐに思い浮かびますか?

爪切り、包丁、ホットプレート、ガードレール、鉄棒、標識、車、ビル、橋、、

思い浮かんだものを挙げてみましたが、鉄は我々の生活の多様な場面に存在します。

鉄は金属の中でも、一番身近で様々な分野と深く関わりがあり私たちの生活を支えてくれているんです。

「鉄」の多様性や多面性を考えると、とても興味深いものがあるんです。(興味が尽きない・・・・(^▽^;))

今回はまずは簡単に「鉄」のご紹介をさせていただこうと思います。

実用的に使用されている「鉄」は純粋な鉄に炭素などが含まれている合金です。

炭素の濃度によって、呼び名が違ってきます。

鉄のポジショニング分析

錬鉄(れんてつ)

昔は今のように高温をえられなかったので、半分液体になった鉄をパドルと呼ばれる鉄棒でこねくりまわし不純物を取り除き製鉄していました。

そこから錬鉄という名前になったようです。

炭素の含有量が少ない軟鉄で、さらに叩いていくと鍛鉄(たんてつ)となります。

農具や釘(くぎ)、弊社のロートアイアンなどが用途です。

鋼鉄(こうてつ)

焼き鍛えて強くした鉄で「はがね」ともいいます。炭素の含有量は錬鉄より多く鋳鉄よりは少なくなっています。

加工性に富み汎用性が高くもっとも一般的な鉄素材です。

日本刀やビルの構造、車のボディ他、多様な用途があります。

鋳鉄(ちゅうてつ)

炭素を多く含みとても硬くもろい性質ももちます。機械加工は簡単にできるけれど衝撃に弱いです。

鋳物(いもの)に適した鉄です。

マンホールや自動車のホイールなどが用途です。

鉄の自由度

鉄は手を加えることで、やわらかくなったり硬くなったり、強度も自由に加減できます。

例えば、包丁はやわらかい鉄とかたい鉄を組み合わせて作られています。

包丁のイラスト

包丁職人は、叩いたり熱処理したりまさに職人技で繊細な切れ味をつくっています。

和包丁の本物を作る現場を見たことがあるのですが、息をのむほどプロ意識がすごかったのを思い出します。

ロートアイアンも包丁もまさに職人技あってこそのものづくりです。

鉄×職人技で素晴らしい製品が生まれますね。

過去のコラム

よろしければ過去の鉄に関するコラムをご覧ください。

鉄と生命

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