皆様「錆(さび)」と聞くとどんなイメージを持たれますか?
古びたポスト、外置きの自転車、古いトタン板や鉄柱など身近で想像できる錆(さび)は色々ありますね。
錆(さび)に対してはネガティブな印象を持たれる方が多いのではないかと思います。一方で錆(さび)の変化に富んだ色合いや朽ちていく美しさみたいなものに惹かれる人もいて決してネガティブな印象だけではないようです。
弊社では、錆(さび)はみすぼらしくていやだという人、錆(さび)の色はかっこいいじゃないかという人、どちらのイメージを持っていても満足頂けるようにバッチリ錆(さび)の対策に取り組んでいます。
ロートアイアンは鉄でできていますので、何もしなければ錆びてしまいます。錆びない鉄はないのです。
ごく一般的に見られるのが赤さびです。一度赤さびが発生すると時間とともに進行していきます。錆は放っておくと化学変化を起こしていくので人間が安定的に鉄と付き合っていくためには、錆びないようにすることが必要です。
弊社は錆対策を万全に行っています。
高温で溶かした亜鉛にロートアイアンをどぶ漬けし、表面に亜鉛皮膜を形成する技術です。
亜鉛メッキ加工を施したロートアイアンは、錆びや腐食が発生しません。塗装や電気メッキなどとは異なり、亜鉛と鉄から形成される「合金層」により亜鉛と鉄が強く金属結合するため、密着性に優れ、長い年月を経てもメッキは剥がれることがありません。
現在ある鉄に施すメッキ技術の中では錆対策最強の方法だと思います。
関連リンク アイアン工場の製造現場から-溶融亜鉛メッキ-
弊社は社長が塗料の選定と塗装の厚みを決めています。弊社の塗料は二液性エポキシ系塗料(日本ペイント製)と二液性ポリウレタン系塗料(日本ペイント製)を使用し塗装の厚みもこだわっています。これらの塗料の選定と厚みのこだわりは、表面強度を高めるためです。
表面強度を高めることによって、錆ずに長期間使用できる製品に仕上げています。
関連リンク アイアン工場の製造現場から-塗装-
錆の色合いは変化に富み美しいと感じる人もいます。実際、世界的にもさびアートというものが存在しますし錆の色はどことなく魅力があるものです。
弊社では、実際に錆びたロートアイアンは提供していないのですが塗料の色として錆色があります。
その他、アンティークな色も楽しめるのでご紹介します。
・アンティークグリーン
経年劣化したような朽ちた色合いです。
・緑青(ろくしょう)
品のある綺麗な色で、自然素材の色とも調和し人気のある色です。
本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
暮らしを彩るデザインを専任スタッフがご提案いたします。
※事前にご予約いただければ、スムーズなご案内が可能です。