ロートアイアンとデザインのコラム

外構の重要性

弊社はロートアイアン専門のメーカーですのでどの分野にも関係なく、多岐に渡って製品を製作しています。

主に門扉やフェンスなどの外構製品、階段手すりや面格子、スクリーンなどの建物に関わる製品、テーブル脚や小物などのインテリア製品などがあります。

その中でも、外構では門扉のご依頼が一番多いと思います。門扉は、住宅の第一印象を決めるので素材やデザインを大切にされるお客様が多いのでしょう。街を歩いていても、ふと目にとまる邸宅は外構がとても綺麗に作り込まれています。建物が一般的なものだとしても、外構が綺麗だと全体的に素敵なお家に見えます。

それが、第一印象で住宅の身だしなみのような役割が外構にあたるとしたら、お施主様にとって外構の計画はとても重要ですよね。

外構の問題

①外構計画の遅れ

よく弊社がお客様から聞くのは、「外構を後回しにされてしまう」「設計を依頼している会社が動いてくれない」「建物の方で頭がいっぱいで、外構の依頼が遅れてしまった」「外構の予算が足らなくなってしまった」というお声です。

我々がお客様から聞く外構のこれらの問題は、すべて「外構計画の遅れ」からきているように思います。

建物と外構の計画がセットになっていて、設計を担当される方がトータル提案できればお施主様は安心してご依頼できる理想のかたちだと思います。建物の建築計画時に、外構計画も一緒に進めてもらえるよう依頼されると良いかと思います。

②外構の依頼先

「ハウスメーカーに外構を依頼すると高いので自分で外構業者さんを探して依頼しました」というお施主様外構の案件です。こういったケースですと、お施主様が建築の知識をお持ちで設計の担当者と外構の担当者と直接あいだに入ってやり取りができれば問題はないのかもしれません。

外構業者は建築中の建物に付随する事は一切知らないので、家とセットで同じコンセプトで考えるにはお施主様が建物に関する情報を外構業者に共有をしないと難しいと思います。建物の設計の方は家をメインに考え、外構業者の方は外構メインに考える事がお仕事なのでこの２つを同じコンセプトで仕切っていくのがお施主様の役割になるのかなと思います。外構業者も様々ですのでご依頼される業者によって得意不得意もあるでしょうしどこに依頼するかの選定も難しいですよね。金額面だけを見たら高いと感じる事もあるかもしれませんが、安心して依頼できるのは建物の担当されるハウスメーカーか工務店なのかなと感じます。ご予算の問題もあると思うので、大切にされるところと妥協できるところを整理して建築計画を進め納得できるのが何よりです。せっかくの家づくりですから楽しめるのが一番良いですね。

あくまでも、弊社での経験上のいち意見ですのでご参考になれば幸いです。

おまけ

本日のロートアイアン工場です。

今日は、門扉のパーツを溶接しています。弊社の中でも人気のあるデザインです♪

こちらのワーカーは、部材にゆがみがないかチェックをしています。

こっちでは、大型製品階段手すりの組立検査をしています。現場でしっかり納品できるよう検査は大切です。

本日も最後までお付き合いくださりありがとうございます。

皆様、良い週末をお過ごし下さい

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