皆様ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしたでしょうか。
今年は前半の3日間と後半の3日間に分かれていましたが2日に休暇を取られ7連休、もしくは2日と本日に休暇を取られていらっしゃる方ですと10連休の長期休暇ですね。
そもそも、ゴールデンウィークとは4月終わりから5月の初めにかけての祝日が重なった大型連休期間を意味しますが、ゴールデンという呼称の由来は、最も視聴率の高い「ゴールデンタイム」にならった造語です。当初は「黄金週間」と言われていたそうで後に「ゴールデンウィーク」となったそうです。
飲食店やエンターテイメント、旅行業などのサービス業にとっては稼ぎ時になりますし、ニュースを見ると去年よりも日本全体の活気が戻ってきた感じがします。
さて、本日のコラムは弊社の「ロゴ」にまつわるお話をさせて頂こうと思います。
御田製作所にはロゴマークがあります。落款(らっかん)にも見えるかもしれません。
大正時代の和洋折衷のレトロ感も醸しつつ、御田製作所の『田』はボタンを基にしてデザインしたものです。
『御』、『製』の字にはロートアイアンらしいくるんとした曲線を取り入れています。
御田製作所のルーツはボタン製造の会社なのです。大政奉還した後、日本人の服装も従来の着物だけではなく時代の変化と共に洋装も広まっていくことを見越して洋服のためのボタンを製造しようという志を持って創業いたしました。
アパレルに深く携わった歴史、経験から、現在のロートアイアンの事業においてもデザインをとても重視しています。
叩いただけのシンプルな無垢の鉄の見た目、手触り共、とても美しく良いものではありますが、さらに自然から取り入れたモチーフ、直線、曲線、また家紋やイニシャルもアイアンワークの中に取り入れて世界にたった一つのオリジナルの建材をお創りしております。
私達が大切にしている鉄事業への思いを込めて線形はアイアン風に、さらに正方形のコンビネーションの中で文字を鈴の形にデザインすることで日本の伝統を表すと同時に御田製作所の発祥、創業時の事業である釦(ボタン)のイメージを盛り込んでいます。
シンプルかつモダンな字体には伝統的な素材と技術の世界に身を置きながらも時代の最先端を生きる覚悟を、漢字を使用した刻印型の形状にはグローバル企業として事業を多国籍に展開する今も大切にしている「日本」の製造業の誇りを込めています。
時代に迎合しない理念の維持。
時代の変遷に合わせた思考の革新。
一見、背反するものを併せ持ちながら、世の中に価値を提供し続ける私達の姿勢を体現したロゴなのです。
皆様に愛される製品でありますように、また皆様に愛される企業となりますようこれからも精進していきますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ロゴは、弊社のホームページトップにもあります♪
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本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
暮らしを彩るデザインを専任スタッフがご提案いたします。
※事前にご予約いただければ、スムーズなご案内が可能です。