COLUMN ロートアイアンとデザインのコラム

2026.01.21製造現場

ロートアイアンの製造現場から~笑顔と情熱が形作る「手仕事のぬくもり」~

日本では一年で最も寒い「大寒」を迎えられていることと存じます。

一方、私たちのもう一つの拠点であるフィリピンの自社工場では、連日30度近い気温の中、南国の太陽に負けない熱い情熱とともに製作が続いています。

 

1. 祭りの活気と、職人の高い集中力

フィリピンの1月は、各地で聖母子(サント・ニーニョ)を祝う祭礼が開催され、国全体が一年で最も活気にあふれる季節です。

この時期、工場に流れる空気もどこか高揚感に包まれています。フィリピン人スタッフの持ち味は、その「底抜けの明るさ」と「類まれなる器用さ」です。難しいデザインのオーダーが入るほど、彼らの目は輝き、チーム一丸となって難題に立ち向かう結束力が生まれます。

本日も、日本へ出荷予定の大型ゲートが、職人たちの快活な掛け声とともに、力強く、そして繊細に仕上げられました。

 

2.海を越えて響く、職人のハンマー

工場内には、大型の送風機を回していても、炉(ろ)の熱気と職人たちのエネルギーが充満しています。

彼らが手にしているのは、日本の「御田ロートアイアン」の魂を継承したハンマーと金床です。

 

「この唐草模様が、日本の美しい住宅を飾るんだ」

そんな誇りを胸に、スタッフたちはミリ単位の調整を繰り返します。彼らにとって、自分たちが作ったものが遠い日本で「一生モノ」として愛されることは、最大の喜びです。フィリピン人スタッフ特有の粘り強さと、日本式の厳しい品質管理が融合し、世界基準の製品が生み出されています。

 

3. 現場の風景

本日、現場では特に繊細な「葉」のモチーフの鍛造作業が行われています。

真っ赤に熱せられた鉄が、数分後には生命力あふれる植物の形へと変わる。その魔法のような瞬間に、言葉の壁はありません。陽気なフィリピンの職人も、妥協を許さない日本の職人も、良いものを作りたいという一点において、同じ情熱を共有しています。

 

4. 結びに

日本の厳しい寒さの中に、私たちの工場で鍛え上げられた「南国の熱気と笑顔」を秘めたロートアイアンをお届けできることを、スタッフ一同嬉しく思っています。

遠く離れたフィリピンの地から、皆様の暮らしを彩る一生モノの輝きを。

本日も心を込めて、鉄を叩き続けます。

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