御田の製品は、一つひとつ職人たちの手によって生み出された世界にひとつしかないオーダーメイドです。
本物ならではの強度・高級感・安全性を兼ね備えており、各製造工程には様々な工夫が込められています。
その特徴のひとつとして、強度を高めるためのメッキ処理があります。高純度(98.5%)の亜鉛インゴッドが溶けたプールで施す亜鉛メッキ加工によって塗膜表面強度が上がり、温度・光・乾湿・塩水・水・衝撃などに強い製品を生み出すことができるのです。二つ目の特徴は、ハンマーリングによる仕上げの高級感の演出です。
また、日本からフィリピン工場に原材料を供給しており、有害物質である鉛(Pb)の含有検査や強度検査も行うなど、
安全性と品質に配慮しているため万全の自信を持っています。
ONDA’s products
ONDA製品 |
Other products
他社製品 |
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Painting
塗装 |
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Surface
treatment 表面処理 |
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WELDING
溶接 |
■ 引張試験成績書
引張試験 | |
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試験片 | 亜鉛メッキ鋼板 10.4×7.89(mm) 試験室温度16℃ |
試験方法 | 標点距離25mm |
試験結果 | 降伏点 299N/㎡ 引張強さ 433N/㎡ 伸び 39% |
試験片 | 亜鉛メッキ鋼板 10.4×7.90(mm) 試験室温度16℃ |
試験方法 | 標点距離200mm |
試験結果 | 降伏点 308N/㎡ 引張強さ 423N/㎡ 伸び 20% |
■ 曲げ試験成績書
荷重試験 | |
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試験片 | 亜鉛メッキ鋼板 300×40×t7.95(mm) 試験室温23℃ |
試験方法 |
曲げジグ(支持点間距離 : 200mm、支持点半径 : 15mm)に載せ、この中心部に圧縮加重(押し金具内側半径 : 5mm)を加える。 なお、たわみはダイヤルゲージにより測定する。 |
試験結果 |
1) 荷重 0.5kN たわみ 0.36mm 2) 荷重 1.0kN たわみ 0.66mm 3) 荷重 1.5kN たわみ 0.94mm 4) 荷重 2.0kN たわみ 1.22mm 5) 荷重 2.0kN たわみ 1.51mm 6) 荷重 2.5kN たわみ 1.79mm |
■ 溶融亜鉛メッキ試験成績書
■ 耐食性試験成績書
中性塩水噴霧試験(連続72時間噴霧) | |
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試験片 | 亜鉛メッキ鋼板 100×150×3(mm) |
試験方法 | JIS H 8502 の7.1に準じて試験を行った。 |
試験結果 | 72時間噴霧後、赤錆の発生を認めない。 |
メッキは、製品の脱脂と材料の選定が重要です。品質向上のために酸とアルカリで製品を洗い、純度の高い亜鉛プールに浸漬させるのですが、プールの設備には非常に大きな投資が必要となります。
まず、公害防止のための排水処理設備。メッキの排水は猛毒を含むため、無害化には排水処理設備が欠かせません。亜鉛プールを用意するには、大型設備が必要となります。さらに、亜鉛を溶融させ続けるにあたり、24時間バーナーで加熱しなければなりません。一度火を落とすと、再溶融に数日かかるためです。弊社は釦の製造工場として起業した会社ですので、すでにメッキプール設備は整っておりました。ゆえに、既存設備を生かしメッキ処理を実現できる環境にあります。
また、弊社ではメッキの純度を大事にしています。純度は見た目では気づけないものなので、慎重な選定が必要です。メッキの知識についても釦の製造工場の時代から継承しており、ロートアイアン製造に生かされております。
鋼材の選定において、不純物が多いものを選んでしまうと、亜鉛が付着しないという事態が発生します。弊社では、亜鉛塗料で補うといった対策はしません。なぜなら合金化されず、密着性に問題が出ると考えるからです。
メッキ前の下地処理用プール
98.5%亜鉛インゴットの溶けたメッキプール
メッキプールに、下地処理後の製品を投入
■ 促進耐侯試験
試験片 | ロートアイアン試験片 100×40 t=8 |
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試験方法 | JIS K 5600-7-7 塗料一般試験方法 評価は、目視による外観検査で行った。 |
試験条件 |
放射光源 キセノンアークランプ 7.5kW 水冷式 フィルターシステム 方法1 放射照度 100W/㎡(調節波長範囲300~400mm) 試験時間 100時間 積算放射度 36MJ/㎡ ブラック標準温度計の示度 65±2℃ 湿潤サイクル 連続運転 湿潤時間18分 乾燥時間102分 (試験機:スーパーキセノンウェザーメーターSX75 スガ試験機(株)) |
試験結果 | 異常は認められない。 |
■ 塩水噴霧試験(72hr)
試験片 | ロートアイアン試験片 100×40 t=8 |
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試験方法 |
JIS K 5600-7-1 塗料一般試験方法 試験品には下半面の塗膜にカッターナイフの刃先で素地に達するように、交差する2本の対角線を引いた。評価は傷なし、傷ありそれぞれの部位について目視による外観検査を行った。ただし、塗膜につけた傷の両側それぞれ3mmは観察の対象外とした。 |
試験時間 | 72時間 |
試験結果 | 傷なし部-塗膜のふくれが認められる。 傷あり部-塗膜のふくれが認められる。 |
■ 塗膜厚測定
顕微鏡断面測定 | |
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試験片 | ロートアイアン試験片 100×40 t=8 |
試験方法 |
顕微鏡断面測定により膜厚測定を行った。 なお、測定点は任意の箇所1点とした。 ((株)エリクセン社製 ペイントボアラー518型使用) |
試験結果 | 50μm |
試験結果 |
傷なし部-塗膜のふくれが認められる。 傷あり部-塗膜のふくれが認められる。 |
■ 碁盤目試験
試験片 | ロートアイアン試験片 100×40 t=8 |
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試験方法 |
JIS K 5600-5-6(クロスカット法)塗料一般試験方法 カットの間隔:1mm。単一刃切込み工具使用。 |
試験結果 | 分類2 |
■ 鉛筆引っかき試験
試験片 | ロートアイアン試験片 100×40 t=8 |
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試験方法 |
JIS K 5600-5-4 塗料一般試験方法 凝集試験(表面に、塗膜材質がとれた引っかききず又は破壊が、肉眼で認められる。)を生じなかったもっとも硬い鉛筆の硬度を鉛筆硬度とした。 |
使用鉛筆 | (財)日本塗料検査協会検査済み、Uni,MITSUBISHI製。 |
試験結果 | 3H |
■ 浸漬試験(耐水試験)
試験片 | ロートアイアン試験片 100×40 t=8 |
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試験方法 | JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法 評価は目視による変色、ふくれ、はがれなどの外観検査とした。 |
試験液 | 脱イオン水、試験温度:23±2℃、浸漬時間:24時間 |
試験結果 | 異常は認められない。 |
■ 衝撃変形試験
試験片 | ロートアイアン試験片 100×40 t=8 |
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試験方法 | JIS K 5600-5-3 塗料一般試験方法 評価は衝撃による変形で割れ、はがれができない最大高さとした。 |
擊ち型 | 半径6.35±0.03mm、受け台:平面 |
おもりの重量 | 500±0.5g |
試験結果 | 50cm以上 |
■ 促進耐候試験複合サイクル試験
試験片 | ロートアイアン塗装板 |
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試験方法 |
1.1 促進耐候試験(キセノンアーク灯式)JISK5600-7-7:2008 塗料一般試験方法 – 第7部 : 塗膜の長期耐久性 – 第7節 : 促進耐候性及び促進耐候性(キセノンランプ法)に順じ行った。 1.2 複合サイクル試験 JISK5600-7-9:2006 塗料一般試験方法 – 第7部 : 塗膜の長期耐久性 – 第9節 : サイクル腐食試験方法-塩水噴霧/乾燥/湿潤に順じ行った。 |
試験条件1.1 |
1.1 促進耐候性(デイライトフィルタ) 装置:スーパーキセノンウェザーメーターSX75 スガ試験機 放射光源:キセノンアークランプ 7.5kW 水冷式 放射計:本体用受光器(EC)、放射照度計RAX34C スガ試験機 ブラックスタンダード温度:65±2℃ 試験片ぬれサイクル: B [不連続運転 ぬれ時間18分 乾燥時間102分] 試験時間:1,000時間 放射照度:100W/㎡(調節波長範囲300~400nm) 放射露光量:360MJ/㎡ 評価:目視による外観検査 |
試験条件1.2 |
装置:複合サイクル試験機 CYP-90LA スガ試験機 方法:付属書C(規定) サイクルA サイクル試験条件 1) 塩水噴霧:35±1℃ 2時間 2) 乾燥:60±1℃ 20~30%RH 4時間 3) 湿潤:50±1℃ 95%RH以上 2時間 1サイクル8時間 サイクル回数:60回 スクラッチの有無:スクラッチは付けない。 評価:目視による外観評価 |
試験結果 |
1.1 変色が認められる。 1.2 端部に白錆の発生が認められる。 |
■ Pb(鉛)定性分析
試験片 | 塗料片(粉末) |
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試験方法 | アーク発光分光分析 検出感度(1~10ppm) |
試験結果 | 検出されず |
この保証内容は、ここに明示した期間および条件のもとにおいて無償修理をお約束するものです。従ってこの保証内容によってお客様の権利を制限するものではありませんので、保証期間経過後の修理につきましてもお買い上げの施工店または、御田製作所に直接お問い合わせください。
保証者 | 株式会社御田製作所 |
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保証対象者 | 当該商品の所有者 |
対象商品 | 御田製作所で販売しているロートアイアン商品 |
保証内容 | 保証期間内に通常の取扱によって生じた品質不良、性能および機能 の低下について当社が認定したものは、当社が無償で修理を行う。 |
保証期間 | 当該商品取付完了後1年間とする。但し、完了時期については所有 者が立証責任を負う。 |
免責事項 | 保証期間内であっても原因が次のような場合は有償修理となります。
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