COLUMN ロートアイアンとデザインのコラム

2023.10.06製造現場

ロートアイアンの製造現場から~溶融亜鉛メッキ後のロートアイアン~

さて、本日もロートアイアン製造現場からお届けします。

急ぎでご注文頂いた新店舗の看板を製作しています♪

お店のオープンに間に合わせるためになるべく急いで製作したいのですが、品質を落としてはいけないので製作は時間をかけて丁寧に、輸送を船便から航空便に変えて出荷する予定です。

お店の装飾やアイコンとしてロートアイアンの看板を素敵に飾れ良いお役目を果たせたら嬉しいです♪

そんな事を想いながら、製作者と情報を共有し製作に励みます。作る側も使う側の想いを共有する事で、より良い製品づくりに生かせるのです。

ロートアイアンは人の手で製作するものなので、そういった事が意外に大切な事です。毎回平坦な気持ちで製作するよりも、一点一点できるだけ使う側の情報を共有し製作に励む事を心掛けています。

今日は、溶融亜鉛メッキが終わった製品が工場内にちらほらと見られます。

矢じりのついた門扉上のかっこいいデザインです。重厚感と凛々しい風格が素晴らしいのと亜鉛のきらきらした仕上がりがまたなんとも言えません。

クラシックなデザイン、、かっこいいですね。

鋼材も太くて立派な門扉です。こういう本格的な本物志向の門扉は邸宅の品格もぐっと上がりますね。現場に納められた姿を早く見たいです。

このような流線形のデザインもモダンで素敵です。こちらは親子門扉の子扉の製作です。親扉と合わせると全体のデザインとして流れを感じる素敵なものになります。

こちらには、OEMで製作している住宅用のフラワーボックスの亜鉛メッキ後の状態です。

亜鉛ってうっとりするぐらい綺麗な色です。この綺麗な亜鉛は空気に触れることで長くは続かない美しさ。儚さがまたなんともロマンを感じる美ですね。。

現物の美しさは、写真ではなかなか伝えにくいのが残念です。宝石を眺めるような気分になります。

弊社の溶融亜鉛メッキにはこだわりがあって、温度を大切にしています。亜鉛のコーティングになるべく厚みを持たせるために温度が大事なのです。

亜鉛メッキが厚いと、長年錆びにくいのとメンテナンスフリーを目指す上で大切な仕事です。

溶融亜鉛メッキのデメリットは、製作側が大変なことです。それでも、尚溶融亜鉛メッキをするのは使用するお客様にとって、製品の品質にとって一番優れた錆対策だからです。

コストもかかりますし、手間もかかりますが、ロートアイアンは長年使用するものであるという事を考えますと、なくてはならない工程なのです。

最後におまけ。

工場に遊びに来ていた猫さんです♪日向ぼっこ終わって帰るところですかね。こちらは、毎日ポカポカ日和です♪

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