まだまだ寒い日が続きますが、東海道沖に低気圧が発生し、発達しながら東へ進んでいるようで明日にはここ東京でも雪が再び降るところがあるようです。
今日はとても良い天気なので、明日雪が降るなんて半信半疑になってしまいますね。
雪が降ると銀世界が広がり楽しめるんですが、路面凍結した時に滑ったり転びそうになるので要注意です。
交通機関の乱れが発生したりする可能性もあるので、雪への備えはしておいた方が良さそうですね。
さて、今回は弊社工場で働くワーカーの食事にフォーカスしてみました。フィリピンの食習慣をみると、スペインやアメリカに統治されてい た時代の影響が強いのですがとにかくよく食べます。
「Meryenda(メリエンダ)」という間食の習慣がスペイン統治の時代に持ち込まれ、一日3食の他に2回間食の時間があります。弊社のロートアイアン工場ではまず、朝10時に15分の休憩、そして12時にお昼休憩1時間、午後は3時に15分の休憩時間があります。
ワーカーの中には朝6時には出社して仕事する人もいるので朝食は工場で食べている人もいます。
今朝も早くから仕事をしているワーカーがいたので朝食を覗かせてもらいました。フィリピンでは定番の朝食です。
①(ダイン・ナ・バンガス:Daing na Bangus):バンガスというのはミルクフィッシュという魚のことで干魚の開きです。フィリピンでは、鮮度を保つ事が難しい環境が多いので魚は干したり、揚げたりして食べるのが一般的です。
②(トヨ:Tuyo):トヨという干し魚です。小さな鯵(あじ)みたいな魚で、日本でいう「くさや」のような匂いがしますが味は旨味があり塩気がとてもきついです。塩気をマイルドにさせるためなのか酢のようなものをかけて食べる人もいます。
③(ナス:Eggplant):ナスに醤油とチリとカラマンシーというフィリピンの柑橘類でレモンやライムに似た栄養豊富なフルーツを使って味付けしています。ナスはワーカーの畑でとれたものを食堂で料理してもらっているそうです。
これに、ガーリックライスや目玉焼きをトッピングして食べるのが定番の朝食だそうです。
本日の、ロートアイアン工場のCanteen(カンティン:食堂)です。
お昼のメニューは日替わりで、毎日変わります。食事の時間を大切にする文化はスペインと似たところがあって食事のメニューは飽きる事がありません。主食は日本と同じで米ですが、日本米と違いタイ米のようなお米です。
弊社社長は、食を大切にしている社員へ日本のお米を食堂にプレゼントをしたりすることがあるのですが、社員食堂に行列ができるそうです(笑)。日本のお米はここフィリピンではとても評判が良く美味しいそうで大人気なのです。
今日のメニューは、
(ギナタンランカ:GinataangLangka):ココナッツミルクと熟してないジャックフルーツと唐辛子が入った栄養価の高い料理です
(ミートボールとスイートチリソース:Meat Balls with Sweet &Spicy sauce):鶏肉で作ったミートボールに甘辛いソースです。
(ティノーラン・マノック:Tinolang Manok):Manok(マノック)は鶏肉という意味で、はやと瓜と鶏肉のスープです。生姜がきいた栄養たっぷりのさっぱりとしたスープです。
(卵料理:Fried Eggs):フィリピンでは卵は揚げる事が多いですが、今日のメニューはオムレツのような卵料理です。
(ロンガニーサ:Longganisa):スペイン語で「細長いソーセージ」という意味で、フィリピンのソーセージです。豚の内臓を腸詰めしたものですが地方によって味が違います。
フィリピン料理の紹介みたいになってしまいましたが(^▽^;)、弊社工場のワーカーにはなくてはならないCanteen(カンティン:食堂)です。ワーカーの中には、Meryenda(メリエンダ)の間食時間におやつとお昼ご飯を食べランチタイムにお昼寝をしたりする人もいます。労働する人にとっては短いお昼寝が午後の仕事の効率を上げてくれます。
ロートアイアン製作には、機械化できない手作業や労働が大きな役目を果たします。ワーカーのコンディション100%で仕事に向き合える環境はとても大事です。どんな仕事もそうですが、心も体も健康第一を心掛けていきたいですね!
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