9月に入りました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏の疲れが出やすい時ですね。今年は猛暑が続きましたので、体力の消耗や外気と室内の冷房の温度差により体のバランスが崩れがちになりやすいです。
だるかったり疲れが出やすい時ですので、ゆっくりとぬるめのお風呂に入ったり元気になる食事をしてリセットしていきたいですね。
コロナ感染も再び流行っておりますので、体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。
さて、弊社では製作した製品を施工するためにお客様のご邸宅にお伺いする機会があります。そのたびに現場の街の風景や景観や雰囲気を楽しませていただいております。
ご注文をいただくお客様のエリアの中でも頻繁にお伺いするエリアが多くあります。そこで、新企画「美しいデザインのある街」シリーズでまずは、弊社が所在する東京の住宅街の中から順番にお話ししていこうと思っています^v^
美しい景観の街を歩いていると、それだけで楽しかったり心が潤いますよね。その景観の中に弊社のロートアイアン製品を納める時は、毎回その美しさの一役を担っているようで大変光栄に思います。
今回の「美しいデザインのある街」は「田園調布」。
東急東横線と東急目黒線の「田園調布駅」が最寄駅です。
大田区の西側に位置し南側は世田谷区に隣接しています。近くに流れる多摩川が川崎市との都県境になっています。
この美しい街の始まりは、イギリスのレッチワースというロンドン郊外にある美しい田園都市の影響を受けています。渋沢栄一、渋沢秀雄父子がレッチワースをモデルに開発したのが田園調布です。
緑地で囲まれ渋滞や公害などがない閑静な都市構想を目指すものでした。
田園調布駅を中心に3本の放射状の道路があり、街路樹が植えられた並木道があります。当時のヨーロッパの街並みを取り入れた名残を感じます。ちょうど、田園調布3丁目あたりでしょうか。
第一種低層住居専用地域なので、マンションや店舗、コンビニなどはなく一軒家の大邸宅が並ぶ閑静な住宅街です。
田園調布駅は、緑豊かで駅前の交番までおしゃれです。
今でも、この街並みを維持するため「田園調布憲章」や「大田区田園調布地区計画」など独自の建築基準があり環境を保全し引き継がれています。
憧れの街並みとしても有名で、田園調布をモデルにした開発都市もあるほどです。
とにかく、静かで治安も良さそうな豊かで素敵なエリアです。田園調布という個性が際立つ独特の雰囲気があります。
この街を歩きながら街並みを眺めていると、昔の日本人が住む場所に何を求めていたのか、人の理想の住まいというものがわかってくるような気がします。
守られ続けてきた環境が、変化しない安心感にもなっているなんともいえない魅力的なエリアです。
次回の美しいデザインのある街は「成城」をお届けしたいと思います!
本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
暮らしを彩るデザインを専任スタッフがご提案いたします。
※事前にご予約いただければ、スムーズなご案内が可能です。