COLUMN ロートアイアンとデザインのコラム

2025.01.17製造現場

ロートアイアンの製造現場から~御田製作所の溶融亜鉛メッキ~

本日のコラムでは弊社が全製品に施している錆(さび)対策についてご紹介したいと思います。

弊社が製作しているロートアイアンは鉄製の製品ですので、錆から製品を守らなくてはなりません。

錆対策をしない、あるいは錆対策を軽視しているとどうなるか。

錆は酸化していくともろくなります。特に赤錆は腐食進行が早く構造物の深刻な損壊にもつながる危険なさびなので特に注意を必要とします。

さらに進行すると、 鉄が腐食しボロボロと崩れたり穴が開いてしまうことも珍しくありません。フェンスや門扉などの足元が腐食してくると危険性を伴うこともあります。

 

ロートアイアンを錆から守り、長寿命化を実現するためには最先端の技術の中では溶融亜鉛メッキが最強の錆対策であると感じています。橋桁や船舶など最も荒い環境の中で、錆から守られ存在する製品などの技術を勉強し参考にしながら常に最新の錆対策を施しています。外構製品には特に厚みのある亜鉛メッキをすることにこだわっています。

 

赤錆だけは製品にいい事がないので製品の長寿命化、メンテナンスフリーの製品を目指すには天敵になります。安全性を確保しながら対策しないといけないのです。亜鉛は人体に無害な物質であり、食品衛生法にも適合しているため、食品を扱う設備などにも安心して使用できます。

「安全で、安心の製品」づくりを目指す会社でありたいものです。

こちらは、海の近くのご邸宅に納品させて頂いた20年以上経過している弊社製品で、塩害が心配ではありましたが経年の劣化はしているものの全く赤さびはなく弊社の錆対策は良好であるととても安心できました。お客様に製品の感動をお届けする事もとても大切にしていますが、長年使用するものですので経年してもストレスフリーで安心にご利用頂ける優しい製品製作をしていく事も大事にしています。

溶融亜鉛メッキをするのは、後で歪みを直したりバリを取ったり製作する側にとってはとても大変な工程があるのですが、それでも溶融亜鉛メッキを施すのは長年ストレスなく製品をご使用頂くためには価値があると考えています。

 

関連コラム

アイアン工場の製造現場から-溶融亜鉛メッキ-

ロートアイアンの製造現場から~溶融亜鉛メッキ後のロートアイアン~

CORPORATE

法人のお客様

設計・施工会社様へ、お客様とのお打合せに弊社ショールームのご利用も可能です。また、プレゼン模型の製作も行っております。

INDIVIDUAL

個人のお客様

個人のお客様へ、ご利用方法やデザイン、施工などについてご説明いたします。わからないことは何でもお気軽にお問い合わせください。

SHOWROOM

ショールーム

本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
暮らしを彩るデザインを専任スタッフがご提案いたします。
※事前にご予約いただければ、スムーズなご案内が可能です。

Read More

ページトップ