ロートアイアンとデザインのコラム

電力不足

昨日の夕方頃、東京電力の電力不足により節電要請がありましたね。

近くのスーパーを外から眺めると節電のためか、いつもより暗かったです。東京電力においては、経済産業省のページに引き続き本日も節電のお願いが掲載されています。日本での電力不足によるこういった問題は、東日本大震災の時の節電や計画停電以来のように思います。

弊社工場のあるフィリピンでは、停電は月１回～２回程度あります。台風など天候が荒れると停電になったりするので、短時間の停電には慣れています。工場内には発電機があり急な停電でも仕事には影響していません。

東京でもし停電が起こったら・・・と考えると困る事がいっぱいありますよね。普段の生活がいかに電力に頼って生活しているかを考えさせられる一日でした。

本日のロートアイアン工場

今日のコラムは、本日の工場です。

OEM製品の製作もありワーカーは自分の作業に各々励んでいます。

こちらのチームは館銘板や表札の文字の製作をしています。表面を研磨したり細やかな作業も丁寧に行うため時間をかけています。

そして、本日メインにご紹介したいこちらの作業。

何をしているかわかりますか？

・・・・正解は、階段手すりの組立台の製作です。

弊社のロートアイアン製品は、すべてオーダーメイドなので１点１点寸法が違います。なので溶接が終わった製品を実際に組立て検査をするのに必要な組立台を製品１点に対して毎回その寸法に合わせて製作しています。

納品現場で調整できないので、実際に組立てて寸法があっているか、構造に問題はないか等、検査をする事はとても大事な工程です。

今回は大型の室内階段手すりのご注文を頂いているのですが、施設に使用されるもので高さもあります。脚立を使って、実際の階段と同じ高さをつくり組立台を完成させます。

この組立台が完成したら、溶接し終えた階段手すりのパーツを合わせて実際にはめ込んでいきます。はめ込んだ写真はお見せできないので残念ですが、とても華やかなデザインで美しい階段手すりになりそうです♪

弊社の工場で製作するメリットは、ワーカーの数が多いので１点１点丁寧に手をかけて製作できること。オーダーメイド製品の製作にはとても良い環境が整っています。

おまけ

弊社ベテランの女性溶接工です。

集中力があり黙々と溶接しています。彼女に聞くと、こういう作業が大好きなんだそうです。

仕事を楽しむ姿も取り組む姿勢もキラキラしています♪

本日も最後までお付き合いくださりありがとうございます♪

関連リンク

製品紹介>階段手すり