ロートアイアンとデザインのコラム

12月に入り、ようやく年末モードに入りましたね♪

弊社工場のあるフィリピンはキリスト教国です。モールにいくとイエスキリスト誕生のお飾りを目にします。

フィリピンでは昨今の電気代の上昇が影響しているからか、街中のネオンやデコレーションが例年よりも少ない気がします。

フィリピンの電気代は、アジアで一番高いと言われています。実は日本よりも高く、こちらの人々は電気をとても大切にしています。節電するために扇風機など使わないときはコンセントから抜いておくのが習慣になっています。日本でも電気代は高くなってきてますので、我々も節電国に習えますね。

さて、本日のコラムは最近頂いた製作のご依頼で素敵な色の門扉があったのでご紹介したいと思います。

まず弊社のカラーサンプルの中で、緑青と錆（さび）色を気に入って頂きました。

それから、この2色に日塗工のカラーも入れて、お施主様のご要望をお伺いしながら4色のカラーサンプルを作成してみました。

この4色、緑青と錆色を混ぜ合わせた配合の違う色の中で、赤色で囲んだ色を気に入って頂き決定致しました。

さび色を混ぜることで少しアンティークな雰囲気にもなりますし、どこにもないオリジナルな色なので我々も仕上がりを楽しみにしていました♪

カラーを調色してハケで塗っていきます。

門扉に使用するディテールやパーツも同色に塗っていきます。

色に関しては、実際にカラーサンプルを製作し色味を見て頂いてから製作に入ります。誤解であったり「こんな色のはずじゃ！」となってしまうとお施主様ががっかりしてしまいます。

納得して頂く色をお見せしてから製作に入りますが、途中製作経過の色も営業担当から動画や写真でお施主様と共有させて頂き確認して頂きました。

納得感、満足感はお施主様にとって大事なことなので弊社もできる限り、誠実に対応させて頂いております。

その後、実際に納品させて頂いた製品の写真がこちらになります。

まだ外構工事中でしたので、綺麗には撮影できませんでしたが、実際の太陽光をあてて見た色になります。写真で見る色と実際に見る色では多少違いがありますがとても素敵な色です。

お施主様にも大変喜んで頂いたので弊社としてもやりがいのある仕事となりとても良かったと思います。

製品決定までの色選定も楽しく、納品してもまた喜びがある。

これはまさにオーダー製品の楽しみ方の１つです♪

オーダーの世界、とても豊かさを共有でき我々も仕事ながら楽しいです♪

ありがとうございます。