さて、本日は弊社工場のある経済特区について。
中国を筆頭にアジア全域を中心として世界中に開発されている「経済特区」ですが、弊社工場のあるフィリピンの経済特区は進出できる業種が限られいます。その中でも業種によって業種専門の経済特区があるのが特徴的です。
弊社のような輸出製造業は製造業専門の経済特区になっていて、IT業界に関しては「ITパーク」というITに特化した経済特区になっています。
フィリピンの経済特区は、PEZA(Philippines Economic Zone Authority)というフィリピン経済区庁により様々な優遇措置を付与されています。
PEZAに登録している企業は4000社以上でその中でも日系企業は1000社以上もあります。
弊社工場が進出した1987年の頃は、400社もなかった経済特区が今や12倍近くの成長です。経済特区370超が設置されているのですが、内訳としては、IT業種のエリアが250か所以上で製造業のエリアで70か所以上、その他業種で50カ所ほどあります。
弊社工場のある経済特区には、日系企業の他、中国、韓国、台湾、など様々な国の製造業が入っています。コロナウィルス感染が流行る前までは、経済特区内での会合があり情報を共有し合う機会もありました。
首都のマニラ市内から高速道路で最初の出口を降りたらすぐの場所にあり比較的利便性の良い経済特区で、製造環境も大変恵まれています。
近年のフィリピンでは、人口は増加傾向にありASEANの中でもインドネシアに次いで人口の多い国となっています。弊社工場の新入社員は20代ですが、ベテラン社員を含めると全社員の平均年齢は35才ぐらいになります。
弊社の社長はフィリピン工場に常駐しておりますが、社長にフィリピンに工場があるメリットを聞いてみました。
①公用語が英語である
仕事をする上で、コミュニケーションがスムーズに行えることは重要です。社長は最近では英文のほうが慣れてしまったようで、日本語を読むと疲れてくるそうです(笑)。
②人件費を抑える事ができる
人の手による工程が多いロートアイアンの製作では、人件費が安いフィリピンですと丁寧に手間をかけながらも、コストを下げて製作できます。メーカーは「高品質低価格」への努力をするのが使命だということでした。
③明るい人が多い
フィリピンの人は、「アジアのラテン」と呼ばれているそうでとにかく明るいです。社長が社員を社長室で叱った後、落ち込むそうですが社長室を出ると鼻歌を歌って戻っていくそうです(笑)
おまけで、過去の社員旅行の一枚です♪コロナでずっと中止が続いている社員旅行やクリスマスパーティ。今年は、楽しいイベントが中止にならないよう祈ります!
皆様、良い週末をお過ごし下さい♪
本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
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