COLUMN ロートアイアンとデザインのコラム

2024.03.08製品

ロートアイアンと既製品、何が違うの?

お客様からのお問合せにあった質問

 

弊社にご依頼いただくご注文は、門扉、階段手すり、バルコニーフェンスなど、家の目立つ場所に採用される製品が多いです。

装飾性と美的価値のあるロートアイアンの特性として、邸宅の外観に門扉、邸宅に入ったところで一番先に目に入る階段手すりや玄関手すり、建物の装飾としてバルコニーフェンスなど邸宅の外観を引き立てる素材として重宝していただいているのを感じます。

お客様から「御社の製品と既製品で悩んでいるんだけど、価格も違うし何がどう違うの?」と質問をいただくことがありました。

ロートアイアンと既製品の違いをまとめてみました。

ロートアイアンと既製品の違い

①製法の違い

ロートアイアンは、ヨーロッパの伝統工芸である鉄を熱してハンマー等で叩き圧力を加える鍛造の手法で製作されています。一点一点人の手が加わり製作されているため量産はできませんが美的価値と耐久性があります。

既製品は、機械で大量生産が可能です。アルミ鋳物などが該当します。製作時間が短く、大量に同じものを製作するので低コストで提供できます。

②見た目の違い

ロートアイアンは、叩き加工など人が手を加えて製作しているので機械で製作するような均一な仕上がりではなくまた表面はさらっとしていて溶接痕もあり工芸的な見た目です。既製品のアルミ鋳物などは、砂型で製作されていたりするのでざらっとした表面で装飾は均一な仕上がりになります。

③形状の違い

ロートアイアンは、立体感のある装飾ができる特性があります。デザインやサイズは1点1点設計されるので規格外のサイズも製作可能です。既製品は、機械による大量生産なので基本的には規格サイズになります。1点ものも可能だったりしますがとても高価になる傾向があります

④重さと耐久性

ロートアイアンは鉄製なので重量がありかつ耐久性も優れています。既製品のアルミ鋳物などはロートアイアンと比べると耐久性は劣りますが、とても軽く施工者にとっては扱いやすい製品なので主流となっています。

⑤価格の違い

大量生産が可能な既製品と、一点一点製作しているロートアイアンでは、価格が大きく違います。手がかかっている製品の方が一般的に高価になる傾向があります。

 

総合的に考えると、ロートアイアンは美的価値と耐久性を重視する方に向いていると思いますが、既製品は低コストで実用的なものを求める方向きの選択肢かと思います。

お客様にとっては、弊社が販売するような製品は決して安い買い物ではありませんのでお客様にしっかり製品への理解と納得感、満足感、幸せ感を持って頂くことが我々販売する側にとってとても大切な事です。

こだわり、安心の耐久性、装飾美など、ロートアイアンの楽しみ方をお伝えしていこうと思います♪

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