ロートアイアンとデザインのコラム

コロナ感染状況

ここのところ、残念ながらコロナウィルス感染が増え続けていますね･･･。

重症者の数は７日連続で過去最多を更新しました。

感染予防＆対策を徹底してなんとか収束してほしいものです（涙）。。。

長い長い自粛生活が続きますが、ポジティブな事を見つけながら前向きに日々過ごしていきたいですね。

ロートアイアンについて

今日のテーマは「ロートアイアン」のメリットについて。

「ロートアイアン」は日本では誰もが知っている知名度のあるものではありません。

興味がある方やヨーロッパなどに訪れたり住んでいたご経験のある方、建築関係のお仕事をされている方などご存じの方はいらっしゃると思いますが、一般的には「ロートアイアン」という名前がそもそも出てこない事が多いと思います。

「鉄のくるくるしたおしゃれなやつ」とか「ヨーロッパでよく見かける鉄のデザインのある飾り」とか、「ロートアイアン」を説明する言葉は出るもののなかなか辿り着くまでに時間がかかります。

「ロートアイアン」をまったく聞いたこともないし知らないという方は、まずは過去のコラム「ロートアイアンとは？」をご覧ください。

ロートアイアンvsロートアルミ

よく「ロートアイアン」と比較されるのが「アルミ二ウム」です。一番身近な「アルミニウム」製品は、1円玉でしょうか。「アルミニウム」は軽くて耐食性に優れています。

ロートアイアンが歴史のある伝統技術であるのに対し、比較的新しい技術でロートアイアンのような装飾美を実現しようとアルミニウムで作られた「ロートアルミ」というものもあります。

海外で「ロートアルミ」という言葉はないので日本オリジナルの用語なのかもしれません。

「ロートアイアン」と「ロートアルミ」何が違うのでしょうか。

ざっくりと比較した表がこちらです。

見た目/仕上がりに関しては、好みによるものなのでどちらが良いとは言えないのですが、私個人としては「ロートアイアン」は温かみと重厚感のある工芸品、「ロートアルミ」は機能性のある工業製品というイメージです。

メンテナンスに関しては、耐食性に優れている「ロートアルミ」の方がお手入れは楽なのかもしれません。強度は「ロートアイアン」のほうが優れています。取り付けは「ロートアルミ」のほうが軽いので躯体への負荷が少ないです。

セキュリティに関しては「ロートアイアン」のほうが防犯性に優れています。

重いのはいやだ、メンテナンスが面倒、機能性が一番！という方は「ロートアルミ」、セキュリティが大事、デザインにもこだわる、経年変化も楽しみたい！という方は「ロートアイアン」がおすすめです。

デメリットへの対策

ちなみに、弊社のロートアイアンは、メンテナンス/取り付けのしやすさへの課題に対策をしています。

錆（さび）対策

溶融亜鉛メッキをし長年錆（さび）が発生しないよう処理をしているので、お手入れが大変なんていう事はほとんどありません。

御田の品質

取り付け対策

重さが気になる場合は無垢材ではなくパイプ材を使うなど重量を減らしたり、躯体の確認や必要な下地は入念に打ち合わせさせていただいております。

ロートアイアンのメリット

最後に「ロートアイアン」のメリットをまとめてご紹介します！

①世界に１つのオリジナル製品であること。

１つ１つ職人の手作業により製作しているので１つとして同じものはありません。温かみのあるしなやかな雰囲気と鉄のもつ力強さも表現された美しい仕上がりになります。

②繊細な表現力

金属の中でも加工性に優れ、繊細なデザインを表現できます。デザインは人の暮らしを豊かにしてくれます。

③本物の質感と造形美

「ロートアイアン」は歴史と伝統に育まれた風格のある造形美です。女性のアクセサリーと同じように、建造物のアクセサリーのような存在です。

④フルオーダーメイド

ここがもう少しこうだったら・・という不満も解決。痒い所に手が届く製品をお届けできます。

 

ロートアイアンの世界、なんとも言えない魅力があふれています。