今日で6月も終わりですね。
いよいよ、季節も変わり夏の暑い日々がやってくるのですね。
6月は別名「水無月(みなづき)」といいます。
昔は無を助詞の「~の」という意味で使われていたようで、水無月(みなづき)=水の月という意味だそうです。
余談でした!
さて、本日は皆様が普段目にすることがない工場の製造現場を一部紹介したいと思います。
弊社の製造工程はかなりあるので、今日はその中でも完成に近い「組立」と「塗装」をご紹介したいと思います。
弊社ホームページの「自社工場」のページにも「10の工程」として製造工程を載せていますので良かったら見てください!
※「組立検査」は09.塗装の前に行う検査で、この10の工程には入れておりません。
製品のメッキを終わらせた後にする作業が「組立検査」といいます。どの工程も大切な作業ですが中でも「組立検査」は神経を使ってチェックする大事な作業です。
ここで登場するのが、
職人技その1
なんと、弊社では自社で作った「組立て検査台」です。階段手摺用と門扉やパネル用の検査台、垂直検査台などもあります。
【検査台でチェックすること】
弊社製の検査台は検査をするのにとても使い勝手が良いのです。(自社で作ってるんだから当たり前ですね・・・(^▽^;))
表面の仕上がりには、社長のこだわりがあります。弊社の職人は、必ず手で触って少しでもざらつきを感じたらサンディングをし表面が綺麗に仕上がるように細やかにチェックします。
社長いわく、製造経験から触手点検が一番表面の仕上がりが綺麗にチェックできる方法だそうです。
弊社の塗装する作業には、人体への害がないよう作業員への配慮を心掛けています。
【塗装作業のルール】
・防毒マスクを必ず着用する
・塗装ブースで塗装をする
ここで、職人技は2つあります。
職人技その1 むらなくまんべんなく塗料を綺麗にスプレーする。
職人技その2 弊社の塗装ブースも自社で工夫を凝らしたブースになっているんです!!
【ブースのポイント】
ん??何のために??とわかりづらいですよね。
ブースには、社長のこだわりがあるんです。
①は想像がつくかもしれませんが、職人の健康への配慮です。塗料をなるべく吸い込まないように
②が社長らしいこだわりなのですが、「環境への取り組み」です。
製品にスプレーした塗料は壁に向かって吹き付けられますが、その手前の天井から水のシャワーが流れており水の壁となっています。
水の壁にあたった塗料は下に流れ落ち塗料を1か所に流れるように設計されていて集められた塗料に凝集剤を入れ危険品として処理しています。
こうすることで、汚染を防ぎ綺麗な塗装ブースを管理しているのです。
日本人ならではの配慮だな……と感動して共有させていただきました!
また次回!
本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
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