ここのところ地震が各地で頻発しておりますが、皆様のお住まいは大丈夫でしたでしょうか。今日も、山梨県東部と和歌山県で震度5弱の地震速報が入っていましたね。。。
東京でも地震の影響で就寝中に起きてしまい若干寝不足気味になっております。巨大地震が起こらないように小さい地震があるほうが安心かなあとも思うのですがこれだけ頻発していると少し怖いですよね・・・。こんな寒い季節に避難生活になったら・・・と少し考えてしまいました。
「備えあれば憂いなし」ということで水、食料、充電器等、改めて避難グッズを確認して備えようかと思います。
さて本日のテーマは美しいデザインのある街シリーズ。今回は港区麻布です。
麻布エリアの鉄道の最寄りの駅は麻布十番駅です。東京メトロ南北線なら、白金高輪駅と六本木一丁目駅の間にあります。麻布十番駅ができる前は陸の孤島と呼ばれていた場所なのでかつてはバスでの移動が主要な交通手段であったことから、現在でもバスの交通網が発達しているのが大きな特徴です。
港区はもともと、「麻布区」「芝区」「赤坂区」の3つの区が合併して誕生した区で、麻布は昔の「麻布区」のエリアにあたり土地としては武蔵野台地の東端にあり、台地から複数に分かれる谷によって地形的には起伏に富んでいます。
現在、麻布という名称があるのは「麻布狸穴町」「麻布永坂町」「南麻布」「元麻布」「西麻布」「麻布台」「麻布十番」「東麻布」の8つのエリアになります。
「麻布狸穴町」(あざぶまみあなちょう)
ロシア大使館の近辺になり、江戸時代からある狸穴坂(まみあなざか)が地名の由来です。狸穴坂という名前は、かつて古狸(タヌキ)が住んでいたほら穴が坂下にあったことからそう呼ばれるようになったのが有力説です。
江戸の情緒を感じる場所と現代の融合がなんとも面白いエリアです。
「麻布永坂町」(あざぶながさかちょう)
麻布から芝方面に抜ける長い坂があったため、1713年にこの名がついたと伝えられています。「永坂」という名前は東京の坂の中でもかなり古いもので麻布の古い歴史を物語っている名称の1つです。素敵な邸宅も多く見られるエリアです。
「南麻布」(みなみあざぶ)
現在の南麻布一丁目から南麻布五丁目のエリアで名前の通り麻布の南部に位置するところで、数多くの大使館があり麻布の中でも国際色豊かです。歴史的には、陸奥仙台藩伊達家下屋敷や陸奥盛岡藩南部家下屋敷といった武家屋敷や、天現寺や光林寺と言った神社仏閣が点在する場所でした。五代将軍徳川綱吉の保養地として1698年に完成した広大な「麻布御殿」は1708年までの間現在の南麻布に置かれ、麻布地区の土台となっています。
有栖川宮記念公園(ありすがわのみやきねんこうえん)もあり大変豊かで由緒正しいエリアです。
麻布は、東京の中でも歴史的にも由緒ある素晴らしい土地です。弊社ロートアイアンもこの麻布エリアには納品実績がありますが色々な素敵なエピソードがあり過ぎで何をご紹介させて頂こうかと悩みます。。
次回はつづきで、「元麻布」「西麻布」「麻布台」「麻布十番」「東麻布」についてご紹介させて頂きます♪
皆様、どうか良い週末をお過ごしください♪
本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
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