COLUMN ロートアイアンとデザインのコラム

2022.10.22その他

ロートアイアンというモノづくり~工芸品と工業製品の違い~

ロートアイアンの知名度

弊社が製作しているロートアイアンは、世の中誰もが知っている製品ではありません。

ニッチな産業ですし、「ロートアイアン」という言葉を聞いてすぐにわかる人ばかりではなく「何?それ」と言葉だけでは想像もできない人も多くいると思います。

我々は、自社のロートアイアンを紹介する時に、「ロートアイアンを製作している会社です」と言ってもわからない人がいる事を念頭に、「鉄製建材を製作している会社です」とお話させて頂いています。

写真や実物を見ると「あーこれかあ!」とわかって頂ける事も多いですが、ロートアイアンというものを知ってもらうのにまずは一苦労あります。ヨーロッパでは、比較的知名度は高く誰もが知っている言葉ですが、日本ではまだまだ知名度が低いので世の中の人に知ってもらう事が弊社の課題でもありますね。

ロートアイアンは工芸品

工芸品と言うと、何が頭に浮かびますか?

私は、日本の工芸品というと「江戸切子」とか「益子焼」、「寄木細工」など旅行など行くと目にするようなものが思いあたります。

世界の工芸品に広げてみると、イギリスの名窯「ウェッジウッド」や「ベネチアン・グラス」などが有名なところでしょうか。

伝統のある工芸品は、数百年数千年の歴史を超えて受け継がれている技術とか技法を使って、ハンドメイドで作られた商品を指します。現在は機械化が進み、作業工程の一部を機械に頼るところも増えてきており、弊社でも手作業に加えて一部の工程は機械で作業しています。

工芸品とは、職人の手により1つ1つ丁寧に製作するもので、手仕事ならではの温かみや繊細さ、美しさをもつものです。弊社で製作しているロートアイアンもその1つで、生活に豊かさと潤いを与えてくれるそんな存在だと感じます。

工芸品

工芸品と工業製品

工芸品と工業製品の違いはどこか。

我々の製作している工芸品のロートアイアンは1つ1つ寸法やデザインが異なり、1つ1つ丁寧に製作していくので、それぞれの作品を製作しているような感じです。

対して工業製品は、製品を製造するという無機質なもので実用性が重視されるものです。また、工芸品は1つ1つ手作業が加わり同じようなものを製作しても微妙に違うところに面白さがあります。

一方で、工業製品はぴったり同じコピー製品を製作でき同じものの大量製作が可能ですので価格が安く実用的なものが多いです。工芸品のロートアイアンは丁寧に製作するので、製作時間もコストもかかりますが、工業製品は機械で大量生産することが可能ですので製作時間も低コストが実現できます。

こだわりを求める人に

せっかくだから、他と違うものを、自分だけのものにしたい。そんな想いを叶えられるのが、弊社の製作するロートアイアンの魅力だと思います。

購入するものが、世の中に1個しかないものと1000個あるもので希少価値は大きく変わってきます。例えば、大切なペットのシルエットを門扉に入れたいとか、家紋をデザインに入れたい、そんな特別な想いも弊社の製作するロートアイアンでは実現できるのです。

人に手によって製作する温かみや繊細さ、美しさなど、弊社ロートアイアンをお求め頂く際はその希少性に着目し楽しんで頂けると嬉しいです♪

ロートアイアンの溶接

CORPORATE

法人のお客様

設計・施工会社様へ、お客様とのお打合せに弊社ショールームのご利用も可能です。また、プレゼン模型の製作も行っております。

INDIVIDUAL

個人のお客様

個人のお客様へ、ご利用方法やデザイン、施工などについてご説明いたします。わからないことは何でもお気軽にお問い合わせください。

SHOWROOM

ショールーム

本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
暮らしを彩るデザインを専任スタッフがご提案いたします。
※事前にご予約いただければ、スムーズなご案内が可能です。

Read More

ページトップ