ロートアイアンとデザインのコラム

さて、本日は工場が宗教的なお休みの日なので昨日の工場の様子をお届けしたいと思います♪

アイアン門扉の組立をしています。格子デザインの細部までしっかりチェックしながら組立てします。

鍵部の近くのデザインは、外から手が入らないように防犯上細かいデザインに。細部の溶接個所を綺麗に仕上げていきます。

アイアンゲート、こちらは別の大型製品の溶接です。2人がかりで仕上げています。

こちらでは溶融亜鉛メッキ後に高温によって歪んでしまったアイアン門扉を元に戻す作業をしています。溶融亜鉛メッキは弊社のこだわりです。

温度にもこだわりがあるのです。ちょうど亜鉛がトロっとする温度で亜鉛メッキをするとメッキが厚くコーティングできます。鉄がサビないように鉄パイプの外側も内側も亜鉛のプールにどぶ漬けすることによって綺麗にコーティングされます。ただ、メッキ後に歪みが生じるのでこれをすべて手作業で元通りに戻し製品を綺麗に仕上げるのにとても手間がかかります。

それでも長年使用する製品ですから、ここは妥協はしないというのが弊社社長の考えです。

溶射といって、もっと楽に簡単にメッキできる方法もあるのですが、亜鉛の厚みが薄くなるし内側までコーティングされないので弊社では採用しておりません。職人は大変ですが、こだわりなので１つ１つ製品を丁寧に整えていきます。

週末にむけてこうやって手をかけて製作した製品たちが梱包されて旅立っていきます。