またウィルスの話題がここのところ増えてきましたね・・・。アメリカでは、新型コロナウィルスの新規感染でオミクロン変異株が占める割合は98.3%になっているそうです。一方、日本では沖縄が73%で東京の34%と大阪の60%と比べるとデルタ株からオミクロン株に置き換わりが進んでいるようです。オミクロン株の分析が進んでいる中で、沖縄県では感染者のうち9割以上が無症状か軽症だったと判明しているそうですが引き続き感染対策をしてなんとか心配のない生活に戻りたいですね。
日本では受験シーズンを迎えています。受験生の皆様やご家族の皆様が無事問題なく試験に臨めますよう祈ります。
さて、今日のテーマですが「鉄」という言葉に焦点をあててみました!
「鉄」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?鉄は古くから刃物に使用されていたり戦時中は武器などに使用されていたことから「強い」とか「かたい」とかそんなイメージが多いのではないかと思います。
「鉄」という言葉について現在使われている言葉で考えてみると鉄でできているものをあらわしている言葉、他の言葉と「鉄」という言葉を組み合わせて使われている言葉とあります。
まず、鉄という物質をあらわす言葉としては、鉄道や鉄球、馬の脚につける蹄鉄(ていてつ)、南部鉄器などがあります。どれも丈夫なイメージです。
鉄人とか鉄則のように他の言葉の上に付けることで強さを表す言葉もありますね。なんとなく、他の言葉をパワーアップしたイメージです。
また「鉄」を使った四字熟語にはこんな言葉があります。
「鉄梃大尽(かなてこだいじん)」・・・頑固なお金持ちのこと。
「金城鉄壁(きんじょうてっぺき)」・・・並外れて固い守りのこと。
その強いイメージから男の子の名前としても用いられています。
俳優の武田鉄矢さんや、「華麗なる一族」の主人公の長男が万俵鉄平(まんぴょう てっぺい)さんもそうですね。
「鉄」という言葉には、物としての強度やかたさ、精神的な強さ・かたさを意味することが多いのがわかりますね。
鉄は深堀りすればするほど、とても神秘的で歴史の深い元素なのです。歴史を遡りだすと、46億年前。地球の重量の30%は鉄。人間の体にも鉄分が存在する。鉄は知れば知るほど興味深くなっていきます♪
鉄火巻という言葉にも「鉄」が使われていますがなぜ鉄火巻(てっかまき)という名前なのかわかりますか?
諸説ありますが、
①マグロの赤身が熱した鉄に似ているから
②昔、鉄火場(賭博場)で手軽に食べられたから
③マグロの赤い色とわさびの辛さを「鉄火」にたとえた
どれが正しいかはわかっていないようですが、「鉄火」はもともと真っ赤に熱した鉄を意味する言葉なので個人的には①なのかなと思っています。
それでは次回!
鉄と生命
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