7月も終わりに近づき、いよいよ真夏、蝉(セミ)がミンミンと大合唱する季節になりました。
以前製作したロートアイアン製蝉の写真とともに暑中お見舞い申し上げます。
急な暑さに体調など崩されぬよう皆様お体をご自愛ください。
さて、今回は弊社工場にある道具と加工機械の一部をご紹介したいと思います。
職人の仕事場ってなんとなく魅力があるんです。
玄人な現場で、これは何??って聞きたいものがいっぱいあるんですけど真剣に寡黙に仕事をされている職人さんにはとても気軽には話しかけられない雰囲気です。
昔は、ロートアイアンの製作もほとんど手作りだったので道具も種類や数がいっぱいありました。
こちらは弊社社長が好きなドイツの専門書の中にある昔の鍛冶屋さんの工具です。
出典:Otto Schmirler Werk Und Werkzeug des Kunstschmieds
今は、機械化が進み機械作業もあるので昔の現場のような工具の種類や数はないですが、弊社でもロートアイアンの製作時に使う道具があります。
ハンマーは叩く時に使うので色々な大きさや種類があります。
そして、ロートアイアンの曲げ加工をする時に使うこちらの機械は、社長がドイツで購入した機械です。
機械ツールも豊富で色々な曲げ加工ができます。
機械と手作業のコラボレーションにより、昔よりも効率的に短時間で製作できるようになっています。
コラムで以前ご紹介させていただいたバスケットや、ツイストしたり叩いて加工した鉄棒がこちらです。
細やかな作業はやはり手作業が一番なので、大事なところは手作業、機械に頼れるところは機械の力を借りています。
日々、皆様の心に響く製品を製作できるよう手作業には特に心を込めて丁寧に製作しております。
バスケットのご紹介リンク
別コラム
本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
暮らしを彩るデザインを専任スタッフがご提案いたします。
※事前にご予約いただければ、スムーズなご案内が可能です。