皆様、お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。
後半は雨が続きましたし緊急事態宣言下ということもあり家で過ごしていた人も多かったのではないでしょうか。
お盆明けまた本日から残暑が厳しくなってくるようなのでどうかお体をご自愛くださいませ。
さて、本日のテーマはSDGs。世界的にも注目されているSDGsとは、Sustainable Development Goalsの頭文字をとったものであり、日本語では、持続可能な開発目標と訳されています。
2015年9月に国連サミットで採択された国際目標で、2030年までに「誰一人取り残さない持続可能で包括性のある社会の実現」を目指しているそうです。
SDGsでは、貧困やエネルギー、成長・雇用、気候変動などの目標やターゲットが設定されています。
2017年の世界経済フォーラムの年次総会である「ダボス会議」にて、SDGsを達成することで経済効果が見込まれると発表され、それをきっかけに多くの企業が対策を取り組み始めました。
SDGsと言っても様々な目標が混じり合い互いに影響し合うものです。それぞれの問題は1個人や1会社で解決できるものではありません。
ですが、まずは問題を把握し自分たちができる対策から行うように普段から意識する事が大事かなと感じます。
弊社の取り組みに関しては、実はSDGsが設定される前から行われていたのでより意識をしていこうと思っておりますがすでに実行されているのが以下になります。
【貧困と教育の対策】
弊社の工場があるフィリピンでは、貧困が今も存在しスラム街も多く、子どもの頃から教育を受けることができず家族を支えるために働いているストリートチルドレンも多く存在します。
弊社では2008年に創業者である御田克己より弊社工場のあるカルモナ市にCAD技術者養成学校を寄贈しそれ以降も利益の一部を寄贈しております。
【雇用の対策】
その学校での特待生を弊社工場の従業員に採用しております。
また、弊社工場のあるフィリピンではジェンダー平等で女性の活躍も著しく弊社の溶接も女性が活躍しております。
弊社の扱うロートアイアンは「鉄」が原料です。「鉄」は他素材に比べて単位量当たりの製造時の環境負荷が圧倒的に低いです。
製造段階だけではなく「鉄」のライフサイクル全体をみても大変エコな素材であり優れたリサイクル性があります。
弊社工場は工場内の緑化への取り組みと、工場内の汚染水をクリーンウォーターに浄化する施設を備え環境改善に取り組んでいます。
日本での課題の1つが、「使い捨て文化」であると我々は考えています。例えば、海洋プラスチック汚染。私たちのライフスタイルも社会や経済の仕組みも「使い捨て文化」をベースにしているところから生じています。
建築に関しても、欧米は、高品質な住宅に手を加えて長く住む価値観なのに対して、日本では、経済効果のねらいもあり、新築の購入を税優遇などで後押ししています。
地震大国であることも要因の1つではあると思いますが、耐震技術もだいぶ進歩していますし中古市場も活性化すると良いですね。
そこで、新たな取り組みとして以前に弊社の製品を購入したお客様の古くなった製品をリバイバル(再生)するサービスを検討しています。
弊社はロートアイアン事業をスタートしてから今年で17年目になりました。
ロートアイアンは本来、お手入れをすれば半永久的に使用できる製品です。
家の建て直しやリフォーム等で、ご使用中の弊社製品を新たに色の変更をしたい、サイズを変更したいなど、ご要望があれば弊社工場にて職人が修理をしリバイバルするというものです。
我々は日々、弊社のサービスが、「お客様の人生にポジティブな影響を与えることができているか」というのを常に念頭に置くように心がけております。
需要があるのでしたら、是非取り組んでいきたいと考えております。
今後ともお客様に必要とされる会社を目指していきます!
よろしくお願い致します。
本物のロートアイアンをじっくりとご覧ください。
暮らしを彩るデザインを専任スタッフがご提案いたします。
※事前にご予約いただければ、スムーズなご案内が可能です。